徒然雑草

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旅行記録1日目 小樽編 基本鈍行4泊5日愛知―北海道―新潟 2400Km

愛知出発

今回愛知-北海道の移動はAirasiaを使いました。
12月27日の年末期間に近い時期でしたが朝7:40の早朝便だったのもあり片道1万円ちょっとで買うことができました。
早朝の飛行機に乗ることが出来れば新千歳に朝9:30頃には着いていたはずですので当日の昼間時間が長く取れ早朝便はやっぱり観光に便利です。
新千歳にはJR新千歳空港駅が隣接ですので、そこで北海道東日本パスを買えます。
少し電車まで時間があったので空港を観光してたのですが空港のお土産でカニと干物が売ってるのは中々北海道って感じで衝撃でした‥‥

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空港の売店...?

小樽へ

20分ほど観光すると電車の時間になりましたので最初の観光地小樽へ向かいます。新千歳-小樽はそこそこ距離があるのですが新千歳から乗り換えなしで小樽まで行ける快速列車の快速エアポートを捕まえられると早くて楽です。
電車に揺られ田舎の光景から札幌の都会、日本海沿いの海景色を眺めているとニシンと港の街小樽へ着きました。

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海景色が見えてくると小樽まであと少しです
小樽駅に着くと直ぐにホームの柱や駅舎入り口に飾られたランプが目に入り、電車を降り駅に着いた時点で非日常感を味わえます。
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小樽駅ホーム
第二次世界大戦前の小樽は石炭の積み出し港、ロシアを初めとする諸外国との交易拠点、そしてニシン漁によって栄え銀行、商人の集まった北のウォール街とまで呼ばれた国際的な金融拠点でした。そのため市内には明治時代当時の姿を残す立派な石造りの建物が各所に残り有名な運河沿いにも当時の景色が残ります。 f:id:yutuki1f:20200913222355j:plain
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小樽の街並み
小樽といえば海沿いの港町な事もあり寿司や海鮮丼といった海鮮料理が有名ですが地元の名物として鶏の半身揚げがありました。これはもう単純に鶏を縦に分断したもの丸揚げにしたもので想像通りのお味で地元グルメ感があり美味しかったです。
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若鳥時代 なると 若鳥の半身揚げ定食
小樽観光ですが、やはり有名どころは小樽運河沿いや店の連なる通りでしょうか。ですが個人的には博物館巡りをおすすめしたいです。小樽には街の歴史を学べる博物館が点在し、国鉄時代に廃線になった北海道初の鉄道である手宮線の施設や蒸気機関車の動態保存を行っている小樽市総合博物館はなかなか面白く小樽発展の一因となった石炭積み出し用の鉄道の歴史について展示を見ることができます。
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博物館周辺の廃線跡
屋内展示の機関車は運転席の中まで入れますし、博物館の車体を展示しているホールは灯りが街灯風になっていたり色々おしゃれ空間化していました。
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博物館屋内展示
私がうかがったのは冬の降雪期間だったため屋外展示の蒸気機関車や転車台、機関車庫を近くで見ることはできませんでしたが屋内展示の機関車だけでも見る価値はあると思います。
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博物館屋外展示
さて、博物館以外も小樽観光はしまして特に北一硝子のお店内にあるカフェがすごくきれいでした。
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ランプの灯りに照らされてゆっくりできました
冒頭からたびたび話題に出てきてる小樽のランプですが、小樽でガラス工芸が盛んな理由もまた、ニシンにあります。小樽では北海道内の家庭向けに石油ランプの硝子筒などの生産がおこなわれていました。時代が進み、小樽でニシン漁が盛んになると漁で使用するガラス製の浮き球の需要が急増しその結果ガラス産業が盛んになったのがルーツといわれています。現在のように工芸品として定着したのは昭和に入り北一硝子さんが観光客向けにガラスのランプを土産物として売りだし人気になったことで今日につながるガラスの町としての小樽が出来上がりました。

本日のお宿

運河周辺や土産物店街を散策したのちに本日の宿へ向かって小樽を離れました。この日の宿は北海道内で有名な駅に泊まれるゲストハウスでしたので電車で羊蹄山の麓ニセコ方面へ向かいます。
写真はないので申し訳ないんですが、この日はこちらの駅の宿ひらふさんにお世話になりました。

この駅の宿ひらふさんは駅舎がゲストハウスになっており、今回は駅舎の二階にあるホームが見えるベッドをお借りしました。泊まるベッドや談話スペースからホームが見える体験はなかなかできないので一度経験するのは面白いと思います。冬のニセコということもありほかに宿泊されている方は国外のスキーやスノボの方が多かったです。でスキー場に行かずにニセコを離れる話をしたところめちゃめちゃ困惑されたのはいい思い出?です。 さて、1日目が終わったのでいったんここで切らせてもらいます。次回の更新は頑張って期間を開けないようにします・・・